【キトサンとは】
キトサンはえびや蟹また貝その他の生物の殻からとれる不溶性の物質であるキチンが原材料になっています。キチン質は、カニやエビの甲殻や昆虫の外皮、イカ・貝などの軟体動物の器官、キノコなど菌類の細胞壁など、地球上に広く分布している生体高分子(多糖類)です。 |
【キトサンの特徴は抗菌性があるため、抗菌性に着目した繊維製品・医療材料等へ応用されております。】
@抗菌性として食品保存への利用
キトサンには「抗菌性」があり、この性質を利用して@食品の鮮度を保つ、A浅漬けの保存日数の延長、Bさらに、みそ・しょうゆなどの調味料の保存、Cうどん・そばなどの麺類等の保存、Dヨーグルト・チーズ・バターなど乳酸菌を利用する食品に応用されております。
A食物繊維としての利用
食物繊維として利用価値(ダイエット)の他、大腸に刺激を与えて便通改善、コレステロールのもとになる物質を包み込んで排泄する作用があります。
B植物を感染等から守るために利用
人間は感染や切り傷等があっても免疫の力で自然に治癒するように、植物にもまた免疫システムがあります。そして、その免疫を高める役割がキトサンにあることが最近わかってきました。農作物自身が持っている免疫の力を高めて、病原菌を破壊し、増殖を阻止するので、環境にも農作物にも優しく効果的なのです。
Dキトサンの繊維製品への応用
夏に入ると、気になる不快な汗臭さ。その原因は、汗や分泌物と共に衣類へ付着した腐敗細菌の増殖によるものです。そこで、キトサンの持つ抗菌性に着目し、キトサンを繊維に結合させてできあがったがキトサン繊維製品のキトポリィです。腐敗菌の増殖を抑えるとともに、優れた防臭効果も発揮します。現在、衣類や靴下、タオルなど直接肌に触れる製品が作られていて、靴下では水虫菌の増殖も抑制します。
Eキトサンの医用材料への応用
キトサンと人体との親和性、さらには最終的に生体内での分解吸収されるため、手術時の縫合糸や、火傷の治療などに用いられる人工皮膚が開発され応用されております。
Fキトサンの抗菌作用による院内感染対策への応用
キトサンは黄色ブドウ状球菌にも高い抗菌性を示すことが実証されております。キトサンのこの抗菌性を利用し繊維にキトサンを結合させた新繊維が誕生しております。現在、この抗菌新繊維は医療用ウェアなどに利用され、衣服の繊維上のMRSA増殖を抑制するなどの働きで、よりクリーンな院内環境づくりに貢献しています。
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【キトサンで健康増進】
キトサンという物質は栄養素ではなく、免疫力を高めたり、体内の有害物質を吸着排泄するなどの機能性食品です。 |
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